長野電鉄３５００系

長野電鉄３５００系

３５００系は元営団３０００系の外観に赤いストライプが入った長野電鉄主幹車両として活躍していたが、木島線、屋代線の廃線や8500系の導入などにより廃車が始まり、 2023年1月19日をもって全車廃車となった。
　Ｏ編成、Ｎ編成、Ｌ編成の三種類（L編成は３６００系とも呼ばれる）があり、Ｎ編成とＬ編成は元々はツーマン仕様であったが、その後ワンマン仕様になった。ただし、Ｏ編成のようなバス同様の運賃箱やデジタル表示運賃表はない。車両はＯ編成以外は冷改済みである。なお、Ｏ６編成が2011年12月から赤いストライプのない営団時代の塗色に戻った。（その後廃車）

村山橋近くを走る３５００系Ｌ２編成（2010/01)＜L編成は３６００系とも呼ばれる＞

赤ストライプのない営団時代塗装に戻ったＯ６編成(金井山駅付近／2012/01)

編成記号	内容	車両番号（消し線は廃車） 2023年1月19日を最後に全車廃車
Ｏ編成(One man)	ワンマン車屋代線、木島線用、信州中野～湯田中区間用	０１(3521+3531) ０２(3522+3532) ０３(3523+3533) ０４(3524+3534) ０５(3525+3535) ０６(3526+3536)
Ｎ編成(Normal)	ツーマン→ワンマン化（２連）長野～須坂～中野～湯田中区間用	Ｎ１(3501+3511) Ｎ２(3502+3512) Ｎ３(3503+3513) Ｎ４(3504+3514) Ｎ５(3505+3515) Ｎ６(3506+3516) Ｎ７(3507+3517) Ｎ８(3508+3518)
Ｌ編成(Long)	ツーマン→ワンマン化（３連）長野～須坂～中野～湯田中区間用	Ｌ１(3651+3601+3611) Ｌ２(3652+3602+3612) Ｌ３(3653+3603+3613)

編成記号

内容

車両番号（消し線は廃車）
2023年1月19日を最後に全車廃車

Ｏ編成(One man)

ワンマン車
屋代線、木島線用、信州中野～湯田中区間用

０１(3521+3531)
０２(3522+3532)
０３(3523+3533)
０４(3524+3534)
０５(3525+3535)
０６(3526+3536)

Ｎ編成(Normal)

ツーマン→ワンマン化（２連）
長野～須坂～中野～湯田中区間用

Ｎ１(3501+3511)
Ｎ２(3502+3512)
Ｎ３(3503+3513)
Ｎ４(3504+3514)
Ｎ５(3505+3515)
Ｎ６(3506+3516)
Ｎ７(3507+3517)
Ｎ８(3508+3518)

Ｌ編成(Long)

ツーマン→ワンマン化（３連）
長野～須坂～中野～湯田中区間用

Ｌ１(3651+3601+3611)
Ｌ２(3652+3602+3612)
Ｌ３(3653+3603+3613)

上の写真は屋代線（2012年4月1日付廃線）の松代駅で列車交換するＯ編成。向かって右が須坂行き、左が屋代行きで、「右側通行」だった。

屋代線（2012年4月1日付廃線）を走るO5編成（バックの山は飯縄山／金井山～松代間／2006/08)

屋代駅に留置されていた旧営団３０００系
（屋代駅／1995/08）
長野電鉄では赤ガエルやＯＳカーの廃車と引き換えに旧営団３０００系を購入し、３５００系として再生している。再生は須坂駅構内の車両所で実施されたが、再生を待つ間、須坂駅だけでなく、この写真のように屋代駅でも留置されていた。　なお、現在この旧３０００系のいる場所は検修庫が建っており、長野電鉄車両の検査だけでなく、北陸新幹線（長野行き新幹線）の長野開業に伴いＪＲから信越線の一部（軽井沢～篠ノ井）が第三セクター化されて設立された「しなの鉄道」の車両の検査も行われている。検修庫の様子はこちらを参照。

屋代駅に留置されていた旧営団３０００系

　　（屋代駅／1995/08）

長野電鉄では赤ガエルやＯＳカーの廃車と引き換えに旧営団３０００系を購入し、３５００系として再生している。再生は須坂駅構内の車両所で実施されたが、再生を待つ間、須坂駅だけでなく、この写真のように屋代駅でも留置されていた。
　なお、現在この旧３０００系のいる場所は検修庫が建っており、長野電鉄車両の検査だけでなく、北陸新幹線（長野行き新幹線）の長野開業に伴いＪＲから信越線の一部（軽井沢～篠ノ井）が第三セクター化されて設立された「しなの鉄道」の車両の検査も行われている。検修庫の様子はこちらを参照。