狭山市の昆虫（ジャコウアゲハ）

2001.6.3	終令幼虫。ジャコウアゲハの幼虫は他のアゲハと異なり、終令となっても緑色にはならない。ジャコウアゲハは食草のウマノスズクサの含む毒をを体内に取り込んでおり、一度でも口にした鳥などは２度と口にしないことで食べられるのを防いでいる。従って積極的に自分の姿を積極的にさらした方が生存のためには有利であり、保護色になる必要がないと考えられる。
2001.6.17	蛹には「お菊虫」の別名がある。怪談「番町皿屋敷（播州皿屋敷）」の悲劇のヒロイン「お菊」にちなんだ命名。お菊が投げ込まれた井戸の回りにこの虫が大発生し、後ろ手に縛られて吊るされた姿に似ていたことからお菊の化身と言われたとのこと。
ジャコウアゲハ（アゲハチョウ科）埼玉県狭山市

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