東北新幹線は大宮を出て上越・長野新幹線としばらく並走した後に分かれ、 東北地方に向かいます。この時、左側車窓の赤城山と足尾山塊間の鞍部に武尊（ほたか）山を 見ることができます。特に冬〜早春にかけては真っ白に雪化粧した姿で前山の稜線上に現れるため、 容易に見つけることができます。
　なお、写真右側の袈裟丸山は前袈裟とも呼ばれます。広義の袈裟丸山は前袈裟、後袈裟、 奥袈裟などを含む山塊全体を指します。 この山塊に含まれる最高峰は奥袈裟よりもやや北側のピーク(1961m)であり、 一般に袈裟丸山の標高はこの値が使われています。 （写真では最高峰ピークは奥袈裟と被っています。）