101系（低運転台）車両が2004年12月18日（土）の営業運転をもって、池袋線・新宿線から姿を消すことになり、 12月19日（日）に「さよなら運転」が行なわれました。
使用編成は 193F + 197F で今年の横瀬でのイベント時に２色塗装に戻した編成です。 運行ルートは西武園→東村山→本川越→西武球場前→所沢→飯能→西部秩父。方向幕は「さよなら１０１系」でヘッドマーク付でした。 この他に西武球場前イベントとして西武球場前←→西所沢を１往復しましたが、この時の方向幕は「臨時」でヘッドマーク無しでした。
イベント電車の沿線には大勢のファンが集まり別れを惜しんでいました。イベント電車は終点の西武秩父から横瀬に回送され廃車となりました。 今後低運転台の101系は多摩川線と多摩湖線のワンマン車のみとなります。
狭山市駅に一時停車中の本川越行き下り電車。
狭山市駅を後に本川越に向うところ。クハ1197の電連カバーが黄色に塗られていた。
これは、かつて新宿線の101系はHSC仕様の旧系列車（401/701/801系）と併結が可能なようにHSCに改造していることを示す印だった。
新宿線から旧系列車が引退した後は新宿線101系も池袋線と同様に101系本来のHSC-Dに統一されたため、
この塗分けは無くなっていたが、この日だけの復活となった。
方向幕は「さよなら１０１系」
「旅立ち」のヘッドマーク
西武球場前イベントにも大勢のファンが駆けつけた。ご覧のような大盛況。
西武球場前駅に停車中のイベント電車。
秩父に向けて最後の力走（元加治駅にて）。ヘッドマークは「さよなら１０１系」、飯能方と所沢方で異なるデザインだった。
列車種別サボはこの日のために作られたと思われる「最終」と 「惜別」。
列車種別サボはこの日のために作られたと思われる「最終」と 「惜別」。