幻の西武１０１系さよなら列車

多摩湖線で唯一残っていた低運転台101系の225F（西武鉄道の表記では226号車）が2月3日で引退することとなり、 最終日の 2月 3日に申込みに当選した乗客を乗せたイベント列車として走ることになっていた。しかし、当日はあいにくの雪となりイベントは中止。 この日最後の乗客を乗せるはずだった225Fは降りしきる雪の中、誰も乗せずに玉川上水から田無を経て南入曽に回送された。写真は南入曽回送のため、新宿線内を走行中の225F。 雪の中、南入曽に回送される225F（撮影日：2008. 2. 3）．．花小金井駅

同編成はこの翌日に南入曽から横瀬に回送された模様で、そこで廃車となる運命のようだ。この結果、西武101系の低運転台タイプは多摩川線の4編成のみとなったが、 こちらの編成は列車情報装置が搭載されておらず、本線の単独走行はできない。本線を走る低運転台の101系はこの日が見納めとなった。