１００００系第１２編成デビュー
２００３年３月１２日、時刻改正を機に１００００系第１２編成が新宿線にデビューしました。
１００００系はレッドアロー５０００系の後継車、
ニューレッドアロー（ＮＲＡ）として、
１９９３年１２月に最初の２編成が新宿線にデビューして以来、
計１２編成が製造されて池袋線、新宿線の有料特急車として活躍中です。
最新の第１２編成は今までの１１編成と基本的な外観は同じものの、
いくつかの面で異なっています。
たとえば走行面では制御方式が抵抗制御からＩＧＢＴ−ＶＶＶＦに代わったことで、
Ｍ車のモーター音の低減に加え、加減速性能が向上しています。
主な違いを下の表に示します。
新狭山−狭山市間を疾走する第１２編成
第１２編成と他編成の主な違い
| 項 目 | 第１２編成 | 第1〜11編成 |
| ヘッドマーク／行先方向表示 | ＬＥＤ表示 | 幕表示 |
| パンタグラフ | シングルアーム | ダブルアーム |
| 制御方式 | ＶＶＶＦ | 抵抗制御 |
| 制動方式 | ＨＲＤＡ−１ | ＨＳＣ−Ｄ（抑速付き） |
| 台車 | FS372 | FS542B |
この他にもいくつかの違いが見られます。
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