西武６０００系地下鉄乗り入れ仕様車

西武６０００系のステンレス車は６００１Ｆから６０１７Ｆまで全１７編成あるが、 東京メトロ有楽町線と相互直通運転が可能な編成と不可能な編成に大別される。 ６０５１Ｆ以降のアルミ車は全て直通可能である。 西武６０００系の分類 2008年 1月現在 車両種別 編成番号 所属 直通運転可否 ステンレス車 　 ６００１Ｆ〜６００２Ｆ 新宿線 不可 ６００３Ｆ〜６０１７Ｆ 池袋線 可(6003〜6007Fは改造を経て可となった) アルミ車 　 ６０５１Ｆ〜６０５５Ｆ 池袋線 可 新アルミ車 　 ６０５６Ｆ〜６０５８Ｆ 池袋線 可 　営団（現・東京メトロ）直通運転が始まった９８年３月時点では、上表の６００１Ｆ〜６００４Ｆの４編成は池袋線に配属されていたが、 地下鉄乗入れ仕様ではなかった。そこで乗入れ仕様の６０００系と区別するため、池袋方のスカートに「Ｓ」マークが付けられていた。 （西武トピックスの記事を参照） 　また、当初６００３Ｆ〜６００７Ｆは地下鉄乗り入れ仕様ではなく、1998年の途中から新宿線に配置されていたが、 2008年の東京メトロ副都心線の開業を控え、2006〜2007年にかけて乗入れ可能車に改造され、同時に池袋線に転籍となった。 （西武トピックスの記事を参照） 　地下鉄乗り入れ仕様車の外見上の特徴を以下に示す。
東京メトロ用列車無線アンテナ
	妻面に付いている長細い箱は地下鉄線内で使われる、 列車無線用アンテナである。 ６０００系ステンレス車では４号車、 ６０５１以降のアルミ車では３号車の両妻面に取り付けられている。
ＡＴＣ装置
西武の列車保安システムはＡＴＳであるが、東京メトロはＡＴＣである。 直通運転用車両はＡＴＳとＡＴＣの両方に対応するため、 床下に左の写真のようなＡＴＣ／ＡＴＳ装置（左）が装備されている。 非直通車の場合はＡＴＳ装置（右）のみである。