アキノエノコログサ(秋の狗尾草)
学名:Thalictrum minus var. hypoleucum
 道端や空地などに普通に見られる一年草。 エノコログサに似ているが花期がやや遅い、大型で草丈が1m近いものもある、 花穂が大きく穂先が垂れ下がる、葉の表面に短毛が密生する、などの違いが見られる。 エノコログサは小花が2枚の包穎(ほうえい)で包まれているのに対し、 本種では第二包穎が半分程しかなく、小花や実の上側が露出する。
 和名は初夏から咲き出すエノコログサに比べ花期がやや遅く、 秋(立秋過ぎ)になってから咲くことによる。
Setaria faberi
アキノエノコログサ(イネ科) 埼玉県狭山市 2001. 9.16