セイヨウタンポポ（西洋蒲公英）
学名：Taraxacum officinale
　現在タンポポと言えばほとんどがこのセイヨウタンポポ（帰化植物）である。 特に人間の生活区域ではカントウタンポポなどの在来種は見ることが少なくなった。 最も一般的な見分け方は総包片が開いている（写真左下参照）ことで、 在来種では最初から開いているものはない。
　一般にタンポポは春の花と思われているがセイヨウタンポポは秋になっても咲いており、 真冬でさえも花を見ることができる。 右下の写真は越冬のためのロゼット葉の状態で花をつけているところ。
Taraxacum officinale/dandelion
埼玉県狭山市 1998.4 		Taraxacum officinale
埼玉県狭山市 2004. 1.24
Taraxacum officinale
 セイヨウタンポポは花の付け根の部分（総苞／そうほう） をとりまく総苞片（そうほうへん）が外側に開き、 下向きに垂れているのが特徴。
セイヨウタンポポ（キク科）　埼玉県狭山市